投稿日: Aug 11, 2021
AWS Snowball Edge (SBE) Storage Optimized デバイスが、高性能ネットファイルシステム (NFS) データ転送オペレーションのサポートを開始しました。このサポートの開始により、ファイルとオブジェクトの両方のインターフェイスを通じて、最大 80 TB のデータを Snowball Edge Storage Optimized デバイスに転送できるようになりました。ファイルインターフェースは、AWS Snowball Edge Storage Optimized 上の 各バケットのネットファイルシステム (NFS) のマウントポイントを公開します。ファイル共有をマウントした後に、コンピュータから Snowball エッジデバイスの Amazon S3 バケットにファイルをドラッグ&ドロップすることができます。
このサポートを開始する前は、ファイルインターフェイスデータの転送スピードは、通常 25 MB/秒と 40 MB/秒でした。より高速のデータ転送や大規模なデータセットの場合、データを転送するのに、250 MB/秒~ 400 MB/秒の転送速度を提供する S3 Adapter を使用する必要がありました。高性能 NFS データ転送機能により、SBE デバイスのファイルインターフェースで、S3 Adapter と同様のデータ転送速度を得ることができます。
この機能を使用するには、データのImport/Export ジョブをリクエストし、AWS Snow Family マネジメントコンソールで Snowball Edge Storage Optimized デバイスを選択します。次に、データ転送メカニズムオプションで NFS を選択し、NFSを使用したデータ転送するのに適切な S3 バケットを選択します。最後に、フィールドで使用できるS3 バケットを選択して、Amazon マシンイメージ (AMI) を SBE デバイスにロードします。
NFS データ転送の機能は、2021 年 8 月 11 日以降に注文された AWS Snowball Edge Storage Optimized デバイスで利用可能です。また、この機能は、AWS Snowball ファミリーが利用可能なすべての AWS リージョンで、追加料金なしでご利用になれます。詳細については、AWS Snow ファミリーのドキュメントをご覧ください。開始するには、AWS Snow ファミリーコンソールにログインします。