投稿日: Sep 7, 2021
Amazon CodeGuru Reviewer は、自動推論と機械学習を活用して、発見が難しい潜在的なコードの欠陥を検出し、改善のための提案を提供するデベロッパーツールです。本日、コードリポジトリ内の不整合を識別する新しい検出機能を追加したことを発表します。これらの不整合検出機能は、機械学習をベースにした新しいタイプの検出機能で、デベロッパーのリポジトリ内のコーディングパターンを分析し、標準的なパターンから逸脱した異常がある場合に検出するのに役立ちます。
CodeGuru Reviewer が見つけられるようになった不整合の例として、欠けている NULL (空欄) チェックがあります。これまでは、デベロッパーが特定の関数に入力する際、常に NULL チェックを入れていましたが、誤ってそれを一時的に見逃してしまった場合、CodeGuru はこの異常を検出できませんでした。CodeGuru Reviewer は、特定の関数への入力時に必ず NULL チェックを入れるなど、リポジトリ内のパターンを識別し、デベロッパーが標準パターンから逸脱した場合にはそれを検出することができるようになりました。CodeGuru Reviewer が検出できるその他の不整合の例としては、タイプミス、一貫性のないログパターン、API コールの欠落などがあります。不整合を検出した後、CodeGuru Reviewer は、デベロッパーがどのように不整合を修正するかのレコメンデーションを提供します。
Amazon CodeGuru Reviewer の使用を開始するには、ドキュメントをご参照ください。最初の 10 万行のコードを 90 日間無料で分析できます。詳細については、Amazon CodeGuru のページをご覧ください。担当チームへお問い合わせいただくには、Amazon CodeGuru デベロッパーフォーラムにアクセスしてください。