投稿日: Oct 20, 2021

Amazon Chime SDK を利用することで、デベロッパーは、リアルタイムの音声、動画、画面共有、およびメッセージング機能をウェブアプリケーションまたはモバイルアプリケーションに追加できます。本日より、デベロッパーは、Amazon Chime SDK でチャネルフローを使用して、メッセージングチャネルのメンバーに配信される前に、送信中のメッセージに対してビジネスロジックを実行できるようになりました。チャネルフローを使用すると、メッセージから政府発行の ID 番号や電話番号などの機密データ、または罵り言葉を、配信前に削除するフローを作成できます。これは、企業のコミュニケーションポリシーやその他のコミュニケーションガイドラインの遵守に役立つ場合があります。結果を参加者に返信する前に投票への応答の集計などの機能を実行するために、チャネルフローを使用することもできます。

使用を開始するには、デベロッパーは、AWS Lambda でチャネルプロセッサを作成し、必要なビジネスロジックを構築します。チャネルフローは、最大 3 つの異なるチャネルプロセッサを使用して作成できます。デベロッパーはチャネルフロー機能をチャネルに適用できます。または、チャネルモデレーターと管理者はチャネルフローをチャネルに追加できます。フローが適用されているチャネルでは、メッセージを送信するユーザーには、意図する受信者に送信メッセージが配信される前に、[Pending] (保留中) 状態で短時間表示されます。メッセージの処理に失敗した場合、メッセージは [Denied] (拒否) 状態となり、送信されません。受信者には、正常に処理されたメッセージのみが表示されるため、すべての配信メッセージで重要なビジネス処理が確実に完了するようにするのに役立ちます。

Amazon Chime SDK およびチャネルフローの詳細については、次のリソースを確認してください。