投稿日: Oct 25, 2021
Amazon CloudFront は、リクエストするクライアントの IP アドレスと接続ポート情報を含む CloudFront-Viewer-Address ヘッダーを提供するようになりました。接続ポートフィールドは、リクエスト元のクライアントが使用する TCP ソースポートを示します。これまで、IP アドレスやクライアントの接続ポートの情報は CloudFront のアクセスログでのみ利用可能であったため、これらのデータに基づいて問題を解決したり、リアルタイムに意思決定したりすることは困難でした。CloudFront-Viewer-Address ヘッダーをオリジンサーバーに転送するように、CloudFront のオリジンリクエストポリシーを設定することができるようになりました。また、ヘッダーがオリジンリクエストポリシーに含まれている場合、CloudFront Functions で使用することができます。CloudFront-Viewer-Address ヘッダーは次の構文を使用します。CloudFront-Viewer-Address: 127.0.0.1:4430
CloudFront-Viewer-Address ヘッダーは追加料金なしで提供されます。ヘッダーは、他のCloudFront ヘッダーとともに、分析、監査、ロギングなどの目的で使用することができます。CloudFront-Viewer-Address ヘッダーの使用方法については、CloudFront Developer Guide をご覧ください。キャッシュとオリジンリクエストポリシーの詳細については、ブログをご覧ください。Amazon CloudFront の詳細については、製品ページをご参照ください。