投稿日: Oct 4, 2021
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for PostgreSQL は、PostGIS メジャーバージョン 3.1 をサポートするようになりました。この新しいバージョンの PostGIS は、PostgreSQL バージョン 13.4、12.8、11.13、10.18 以降で利用できます。
PostGIS を使用すると、PostgreSQL データベース内の地理空間データを保存、クエリ、および分析できます。PostGIS 3.1 は、空間結合などのパフォーマンスを大幅に向上させ、PostgreSQL 13 で最大 6.8 倍高速に実行されるようになりました。一例として、空間結合を使用して、電波塔からの携帯電話による電波の受信によって定義されたエリアに住む人々の数をカウントできます。
PostGIS 3.1 は、PostgreSQL 10 または (新しいマイナーバージョンから始まる) それ以降のバージョンの新しいデフォルトバージョンです。ただし、バージョンの安定性が必要な場合などは、引き続き PostgreSQL データベースに古いバージョンの PostGIS を作成できます。PostGIS の使用の詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。
Amazon RDS for PostgreSQL により、クラウド内で PostgreSQL デプロイを簡単にセットアップ、運用、スケールすることができます。料金の詳細や利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL の料金を参照してください。フルマネージド Amazon RDS データベースは、Amazon RDS マネジメントコンソールで作成または更新してください。