投稿日: Oct 28, 2021
本日、AWS は、Amazon ECS の Windowsコンテナ向けに AWS Fargate を提供することを発表しました。この機能により、Amazon ECS の顧客は、AWS 上で Windows コンテナをより簡単に実行できるようになり、最新のコンテナ技術の導入を簡素化することができます。
Windows アプリケーションを実行している顧客は、コンテナ化されたワークロードを実行するために、仮想マシンのセキュリティとスケーリングに多くの時間と労力を費やしています。インフラストラクチャのコンポーネントや構成をプロビジョニングして管理すると、デベロッパーやインフラチームの生産性が低下します。本日の発表により、顧客はアプリケーションのために Auto Scaling グループを設定したり、ホストインスタンスを管理したりする必要がなくなりました。タスクレベルの独立性に加えて、Fargate は安全なコンピューティング環境を提供するために必要なパッチやアップデートを行います。顧客は、オペレーションにかかる時間を短縮し、代わりに革新的なアプリケーションの提供と開発に集中することができます。
Fargate では、課金は 1 秒単位、最短 15 分で行われ、顧客はコンテナ化されたアプリケーションが要求する vCPU とメモリリソースの量のみを支払うことになります。また顧客は、1 年または 3 年の間、一定量のコンピューティング使用を約束する代わりに、コストを削減できる Compute Savings Plan を選択することができます。詳細については、Fargate の価格設定ページをご覧ください。
Amazon ECSのWindows コンテナに対する Fargate のサポートは、AWS 中国リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンを除くすべての AWS リージョンで利用可能です。Fargate Windows Platform Version 1.0.0 以降の Windows Server 2019 Long-Term Servicing Channel (LTSC) リリースに対応しています。API、 AWS Command Line Interface (CLI)、AWS SDK、または AWS Copilot CLI からこの機能を使用する方法については、パブリックドキュメントを参照し、AWS Fargate 上で Amazon ECS を使用して Windows コンテナを実行するというブログ記事をお読みください。