投稿日: Oct 12, 2021
本日、AWS FPGA Developer キットの仮想イーサネットフレームワークを介した Jumbo フレームのサポートを発表します。このサポートにより、Amazon EC2 F1 インスタンスを使用するデベロッパーは、Jumbo フレームを使用して、インスタンスの最大許容ネットワーク帯域幅を利用し、最大 2 倍のネットワークパフォーマンスを実現できます。
AWS FPGA Development Kit は、F1 インスタンスでハードウェア高速アプリケーションを開発、シミュレート、デバッグ、コンパイル、および実行するための開発ツールとランタイムツールのセットです。このキットは GitHub から入手可能であり、F1 に関するすべてのドキュメント、内部 FPGA インターフェイス、Amazon FPGA Images (AFI) を生成するためのコンパイラスクリプトが含まれています。シェルバージョン F1.X.1.4 および F1.S.10 のサポートを備えた仮想イーサネットフレームワークは、処理およびバックのために、ネットワークインターフェイスから F1 インスタンス上の FPGA へのイーサネットフレームのストリーミングを容易にします。Jumbo フレームのサポートにより、お客様は 1500 バイトを超えるペイロードを持つイーサネットフレームをサポートできるようになりました。このアップデートにより、お客様はワークロードを実行している F1 インスタンスで利用可能なネットワーク帯域幅全体を利用できるため、旧バージョンの仮想イーサネットフレームワークで以前に達成されていたネットワークパフォーマンスに比べて最大 2 倍のパフォーマンスを実現できます。
お客様は、アプリケーションガイドのステップバイステップの説明を使用して最新の仮想イーサネットソリューションにアップグレードし、FPGA Development フォーラムのディスカッションに参加できます。