投稿日: Oct 26, 2021
本日、ラスベガス、ニューヨーク (ニュージャージーに所在)、ポートランドで AWS Local Zones が一般利用可能となることを発表いたします。お客様は、これらの新しい Local Zones を使用して、これらの 3 つの都市圏のエンドユーザーまたはオンプレミスインストールに 1 桁ミリ秒のレイテンシーを必要とするアプリケーションを提供できるようになりました。
AWS Local Zones は AWS インフラストラクチャをデプロイするタイプのサービスで、AWS のコンピューティング、ストレージ、データベース、その他の選択サービスを、現在 AWS リージョンが存在しない大規模な集団、産業、および IT センターの近くに配置します。AWS Local Zones を使用することで、リアルタイムゲーム、ハイブリッド移行、メディアやエンターテイメントコンテンツの作成、ライブ動画ストリーミング、エンジニアリングシミュレーション、AR/VR、エッジでの機械学習による推論などのユースケースで 1 桁ミリ秒単位のレイテンシーを必要とするアプリケーションを実行できます。
今回のリリースにより、AWS Local Zones は、ボストン、シカゴ、ダラス、デンバー、ヒューストン、カンザスシティ、ラスベガス、ロサンゼルス、マイアミ、ミネアポリス、ニューヨーク (ニュージャージーに所在)、フィラデルフィア、およびポートランドといった 13 の都市圏で一般利用可能となりました。2021 年後半には、アトランタ、フェニックス、およびシアトルでさらに 3 つの Local Zones が立ち上げられる予定であり、お客様は、超低レイテンシーのアプリケーションを全米の都市でエンドユーザーに提供できるようになります。
EC2 コンソールの [Settings] (設定) セクションから、または ModifyAvailabilityZoneGroup API を使用して、AWS Local Zones を有効にできます。詳細については、AWS Local Zones ウェブサイトにアクセスしてください。