投稿日: Oct 19, 2021

AWS Systems Manager (SSM) の機能である、IT 管理者によるリモートサーバー管理プロセスの合理化とスケールを支援する Fleet Manager により、今回、マネージドインスタンスのレポートとフィルタリングエクスペリエンスが強化されました。この新機能では、データに応じたフィルタリングのオプションが表示されるので、推測する必要はありません。フィルタリングの値を記憶したり、マニュアルで入力したりする必要がなくなりました。インスタンス ID や IP アドレスなど、適用可能なフィルタリング条件が自動的に入力されます。

Fleet Manager では、マネージドインスタンスのインベントリ全体のレポートを作成し、将来使用するためにダウンロードできます。この新機能では、イメージ ID などのインスタンスの主要なプロパティや、パッチのインストール数、パッチの失敗数、パッチの重大な不適合数、パッチグループなどのパッチの状態が一目でわかるようになっています。フィルターで 1 つ以上の基準に基づいてインスタンスを絞り込めるため、お客様はインスタンスのサブセットに焦点を当てることができます。また、Fleet Manager では、サービスコンソールから直接、単一または複数のインスタンスにタグを追加することができます。新しいフィルタリングでは、単純なクリック操作で行を並べ替えることができるほか、直感的なドラッグ & ドロップ操作で列の順序を変更できる機能も追加しています。

Fleet Manager は、Systems Manager のコンソールベースのエクスペリエンスであり、Windows、Linux、および macOS サーバーを管理するためのビジュアルツールを提供します。これを使用すると、ファイルシステムの探索、ログ管理、Windows Registry オペレーション、パフォーマンスカウンター、ユーザー管理などの一般的な管理者タスクを 1 つのコンソールから簡単に実行できます。Fleet Manager では、サーバーにリモート接続することなく、AWS とオンプレミスの両方で実行されているインスタンスを管理できます。

Fleet Manager は、Systems Manager を提供中のすべての AWS リージョンで利用可能です (AWS 中国リージョンを除く)。Fleet Manager の詳細については、当社ウェブページをご覧ください。ブログ記事をお読みになるか、ドキュメントおよび AWS Systems Manager のよくある質問をご覧ください。使用を開始するには、Systems Manager の左側のナビゲーションペインで [Fleet Manager] を選択します。