投稿日: Nov 19, 2021
Amazon CloudWatch は、メトリクスの数式に基づく異常検出をサポートするようになりました。Amazon CloudWatch 異常検出を利用することで、機械学習アルゴリズムを適用して、システムとアプリケーションのメトリクスを継続的に分析し、通常のベースラインを決定し、最小限のユーザー介入で異常を表面化させることができます。CloudWatch のメトリクスの数式では、メトリクスを集計および変換して、ヘルスおよびパフォーマンスのメトリクスのカスタム視覚化を作成できます。メトリクスの数式は、+、-、/、* などの基本的な数論的関数、AND & OR などの比較演算子や論理演算子、および RATE や INSIGHT_RULE_METRIC などのいくつかの追加の関数をサポートします。例えば、AWS Lambda メトリクスを使用すると、Errors メトリクスを Invocations メトリクスで除算してエラー率を取得したり、異常検出を使用してメトリクスグラフで想定値を視覚化したり、値が想定の範囲外になったときに動的にアラートを受け取るために異常検出アラームを作成したりできます。
メトリクスの数式についての異常検出を開始するのは簡単です。CloudWatch コンソールで、ナビゲーションペインの [Alarms] (アラーム) に移動して異常検出に基づいてアラームを作成するか、メトリクスを使用して数式の想定値をバンドとしてグラフにオーバーレイします。AWS Command Line Interface、AWS SDK、または AWS CloudFormation テンプレートを使用して、異常検出を有効にすることもできます。