投稿日: Nov 24, 2021
Amazon DynamoDB が、バックアップ機能の強化により、規制コンプライアンスとビジネス継続性の要件の遵守をサポートします。この機能には、クロスアカウントおよびクロスリージョンでのオンデマンドバックアップのコピー、バックアップに対するコスト配分タグの付与、コールドストレージへのバックアップの移行などが含まれています。さらに、AWS Backup で管理されるバックアップが、AWS Backup ボールトに保存されるようになりました。それにより、DynamoDB テーブルの暗号化キーから独立した AWS Key Management Service (KMS) キーを使用したバックアップの暗号化と保護が可能になります。
オンデマンドバックアップを使用すると、パフォーマンスや可用性に一切影響を与えることなく、ワンクリックで DynamoDB テーブルのフルバックアップを作成できます。これまでは、異なる AWS アカウントやリージョンでバックアップコピーを作成するには、カスタムスクリプトのビルドと管理が必要でした。AWS Backup を使用して、クロスアカウントおよびクロスリージョンのバックアップコピー設定を簡単に定義できるようになったことで、データ保護要件のサポートが可能になりました。また、バックアップにタグ付けしてコスト配分を簡素化したり、コールドストレージのライフサイクル設定を定義したりすることで、バックアップコストも削減できます。AWS Backup が DynamoDB のバックアップを管理するようにオプトインするだけで、これらの強化されたバックアップ機能を使用いただけます。オプトインは、AWS マネジメントコンソールまたは AWS Backup API を介して行います。
この機能に関する詳細は、「DynamoDB のオンデマンドバックアップおよび復元」を参照してください。利用可能なリージョンと料金については、「AWS Backup の料金」を参照してください。