投稿日: Nov 24, 2021
コールドクエリのパフォーマンス改善が、Sinnet が運営する Amazon Web Services 中国 (北京) リージョンと、NWCD が運営する Amazon Web Services 中国 (寧夏) リージョンで利用できるようになりました。
この改善により Amazon Redshift は、クエリにコンパイルが必要な場合に、クエリを最大 2 倍の速さで処理できるようになりました。この改善により、新しい Redshift クラスターを作成するとき、既存のクラスターに新しいワークロードをオンボーディングするとき、または既存のクラスターのソフトウェアを更新した後でクエリを実行するとき、クエリのパフォーマンスが向上します。これらのクエリの改善は、2 つの中国リージョンのどちらでも、追加費用無しで利用可能で、サポートされている Redshift インスタンスタイプ (DS2、DC2、RA3) で有効化するための追加のアクションは必要ありません。
この更新により、クエリのコンパイルは、クラスターのリーダーノードのコンピューティングリソースを越えて、サーバーレスのコンピレーションサービスにスケーリングされるようになりました。 ミッションクリティカルなクエリを Amazon Redshift に送信したとき、コールドクエリのパフォーマンス改善機能では、北京リージョンと寧夏リージョンで共有される伸縮自在な pan-China キャッシュを使用して、コンパイルされたオブジェクトがキャッシュヒット率を上げるために保存されます。
コールドクエリパフォーマンス改善は、中国 (北京)、中国 (寧夏)、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ムンバイ)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、および南米 (サンパウロ) の各リージョンで利用できるようになりました。