投稿日: Nov 19, 2021
お客様が機械学習モデルをカタログ化できるようにする専用サービスの Amazon SageMaker Model Registry は、モデルバージョンのクロスアカウント登録をサポートするようになりました。
SageMaker Model Registry は、お客様のモデルを論理グループ (モデルパッケージグループともいいます) にカタログ化し、モデルの増分バージョンをモデルパッケージバージョンとして保存します。モデルパッケージバージョンは、主にモデルアーティファクトとメタデータを保存します。さらに、Model Registry を使用すると、SageMaker Studio と SDK を使用して、モデルパッケージバージョンを承認/拒否/デプロイできます。
多くのお客様は、モデルのトレーニング、登録、およびデプロイを行うために、さまざまな AWS アカウントを構成する複数のアカウントを設定しています。通常、お客様は、ターゲット AWS アカウントのソース AWS アカウントからオペレーションを実行することを希望します。これまでは、ソース AWS アカウントのユーザーは、ターゲット AWS アカウントにあるモデルパッケージバージョンを承認、拒否、またはデプロイできました。しかし、新しいモデルパッケージバージョンのクロスアカウント登録はサポートされていませんでした。今後、お客様は、Describe/Create/Update/List/Delete アクションを使用してクロスアカウントリソースポリシーを作成し、このポリシーをモデルパッケージグループにアタッチできます。設定が完了すると、お客様はアカウント間の登録とモデルバージョンのデプロイを実行できます。これにより、お客様は、別個の AWS アカウントでモデルの開発と登録を整理できます。
この機能は、Amazon SageMaker が利用できるすべての AWS リージョンでご利用いただけます。使用を開始するには、Amazon SageMaker SDK または Studio から新しい SageMaker Model Package Group を作成し、クロスアカウントモデル登録に関するドキュメントページにアクセスしてください。