投稿日: Nov 30, 2021
AWS Lake Formation は、データレイクの構築、保護、管理を簡素化する 3 つの新機能が利用可能になることを発表いたしました。まず、Amazon S3 テーブルの新しいタイプである Lake Formation Governed Tables は、マルチテーブルのトランザクションサポートを使用して復元力のあるデータパイプラインを簡単に構築します。Lake Formation はデータが追加または変更されると競合とエラーを自動的に管理して、すべてのユーザーが一貫したデータのビューを表示できるようにします。これにより、顧客がカスタムエラー処理コードを作成したり、更新をバッチ処理したりする必要がなくなります。次に、Governed Tables は、データの保存方法をモニタリングして自動的に最適化するため、クエリ時間が一貫して高速になります。また、テーブルと列に加えて、Lake Formation が行とセルレベルの権限をサポートするようになり、ユーザーによって表示が許可された一部データのみへのアクセスを許可することで、より簡単に機密情報へのアクセスを制限できるようになりました。Governed Tables、行およびセルレベルのアクセス許可は、Amazon Athena、Amazon Redshift Spectrum、AWS Glue、および Amazon QuickSight を通じてサポートされるようになりました。
AWS Lake Formation は、安全なデータレイクを数日で簡単にセットアップできるサービスです。データレイクとは、キュレートされた安全な一元的リポジトリであり、すべてのデータが元の形式と分析用に処理された形式の両方で保存されます。データレイクを使用することにより、データのサイロ化が解消され、さまざまなタイプの分析を組み合わせて、インサイトを得て、より適切な意思決定へと導くことができます。
AWS Lake Formation Governed Tables、ストレージの最適化、および行レベルのセキュリティは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、およびアジアパシフィック (東京) で利用できます。詳細については、API ドキュメントを参照してください。