投稿日: Nov 29, 2021
本日、Greengrass コミュニティによって開発された AWS IoT Greengrass ソフトウェアコンポーネントのコレクションである Greengrass Software Catalog をリリースします。デバイスアプリケーションをゼロから開発するのではなく、GitHub で事前に構築された Greengrass コンポーネントのリストから選択して、IoT エッジアプリケーションを開始できます。これらのコンポーネントを簡単にインストール、使用、および変更して、IoT プロジェクトを加速できます。今回のリリースの一環として、ローカル開発環境でカタログコンポーネントを構成および構築するために使用できる Greengrass 開発キット Command Line Interface (CLI) も提供しています。
このカタログには、Amazon Kinesis Video Streams (KVS) へのデータストリーミング、Modbus TCP プロトコルのサポート、ローカルの InfluxDB 時系列データベース、Grafana の視覚化などの機能を備えたいくつかの新しいコンポーネントが含まれています。例えば、セキュリティモニタリングソリューションの場合、Amazon KVS コンポーネントを使用して、Greengrass コアデバイスに接続された RTSP カメラから音声およびビデオストリームを取り込むことができます。その後、データをローカルのモニタリングプラットフォームにストリーミングしたり、クラウドに送信したりできます。または、リアルタイム分析とローカルオペレーションのモニタリングのために、InfluxDB と Grafana コンポーネントを使用して、IoT センサーとエッジデバイスからのデータをローカルで処理および視覚化できます。これらのコンポーネントは一般的なパターンのリファレンス実装であるため、本番環境にデプロイする前に、機能を適切に確認およびテストしてください。
GitHub の Greengrass Software Catalog にアクセスし、コンポーネントを選択して IoT エッジアプリケーションの構築を開始します。
AWS IoT Greengrass がご利用いただける全リージョンについては、AWS リージョン表をご覧ください。詳細な情報については、Greengrass の製品ページおよび更新されたデベロッパーガイドをご覧ください。