投稿日: Dec 13, 2021
本日より、Amazon EC2 R6i インスタンス は、米国西部 (北カリフォルニア)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ) でご利用いただけるようになりました。R6i インスタンスは、メモリ使用が多いワークロード向けに設計されており、専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーの組み合わせである AWS Nitro System 上に構築されています。これにより、ホストハードウェアの計算およびメモリリソースのほぼすべてがインスタンスに提供されます。R6i インスタンスは、3.5 GHz のオールコアターボ周波数を備えた第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサ (コード名は Ice Lake) を搭載し、R5 インスタンスと比較して最大 15% 優れたコンピューティングのコストパフォーマンスと、インテルの Total Memory Encryption (TME) を使用した常時オンのメモリ暗号化を提供します。これらのインスタンスは SAP 認定済みであり、SQL および noSQL データベース、Memcached や Redis などの分散ウェブスケールインメモリキャッシュ、SAP HANA などのインメモリデータベース、Hadoop や Spark クラスターなどのリアルタイムビッグデータ分析などのワークロードに最適です。
スケーラビリティの向上に関するお客様のご要望にお応えするため、R6i インスタンスは、128 vCPU と 1,024 GiB のメモリを備えた新しい 2 つのインスタンスサイズ (32xlarge とメタル) を提供します。これは、最大の R5 インスタンスから 33% の増加です。また、R5 インスタンスと比較して、vCPU あたり最大 20% 高いメモリ帯域幅を提供します。R6i は、最大 50 Gbps のネットワーク速度と 40 Gbps の帯域幅を Amazon Elastic Block Store に提供します。これは、R5 インスタンスの 2 倍です。お客様は、Elastic Fabric Adapter を 32xlarge およびメタルサイズで使用することにより、低レイテンシーでスケーラブルなノード間通信が可能になります。これらの新しいインスタンスで最適なネットワークパフォーマンスを得るには、Elastic Network Adapter (ENA) ドライバーのアップグレードが必要になります。R6i に最適な ENA ドライバーの詳細については、こちらの記事を参照してください。
このリージョンの拡張により、R6i インスタンスは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (パリ)、および南米 (サンパウロ) といった AWS リージョンでご利用いただけるようになりました。R6i インスタンスは、ベアメタルオプションに加えて、2、4、8、16、32、48、64、96、または 128 vCPU を備えた 10 種類のサイズでご利用いただけます。お客様は、Savings Plans、リザーブド、オンデマンド、およびスポットインスタンスを介して新しいインスタンスを購入できます。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS Command Line Interface (AWS CLI)、および AWS SDK にアクセスしてください。詳細については、R6i インスタンスのページを参照してください。