投稿日: Dec 13, 2021
Amazon FinSpace により、新たに含まれるようになった金融サービスのサンプルデータ、分類法とメタデータを使用したカタログ設定、Amazon FinSpace にデータをロードする機能、および複数の Spark ジョブを並行して実行する機能を使用することで、データの分析がさらに簡単になりました。
プレインストールされた資本市場データバンドルには、Exchange Data International (EDI)、米国財務省、および Algoseek からのデータのサンプリングが含まれています。また、14 のシンボルの株式に関する TAQ (Trade and Quote) データの 6 か月分のサンプルも含まれています。これは、FinSpace 時系列フレームワークを評価するために使用したり、独自のカスタム分析とともに使用したりできます。このバンドルは、すべての新しい FinSpace 環境に自動的に含まれます。
FinSpace ウェブアプリケーションのコンマ区切り値 (.csv) ファイルのデータ形式検出機能が改善され、独自のデータのロードがより簡単になりました。この機能は、金融業界のデータセットの保存に一般的に使用されています。データがロードされると、ホームページの新しいオプションを使用して、最近ロードされたデータセットをシングルクリックで表示できます。データをロードした後、1 つの Spark クラスターで複数の Notebook を同時に実行できるようになりました。これにより、より多くのデータセットを並行して分析できます。
Amazon FinSpace は、金融サービスのお客様向けのフルマネージド分析サービスです。アナリストは、ポートフォリオ、保険数理システム、リスク管理システムなどの複数の場所のデータや、サードパーティーのデータソースからのペタバイト規模のデータ (株式取引からの株価履歴など) に簡単にアクセスして分析を行うことができます。Amazon FinSpace のお客様は、データを大規模に保存、カタログ化、および準備できるため、これまで数か月をかけて取得していたインサイトを数分で取得できます。Amazon FinSpace の使用を開始するには、AWS Amazon FinSpace の製品のページおよびサービスに関するドキュメントを参照してください。