投稿日: Dec 21, 2021
AWS Lambda は、インバウンド接続用の IPv6 エンドポイントをサポートするようになりました。これにより、お客様は IPv6 を介して Lambda 関数を呼び出すことができます。これは、お客様が IPv6 コンプライアンス要件を満たすのに役立ちます。また、IPv4 と IPv6 間のアドレス変換を処理するための高価なネットワーク機器が不要になります。
この新機能を使用するには、IPv4 と IPv6 の両方をサポートする AWS Lambda の新しいデュアルスタックエンドポイントを使用するようアプリケーションを設定します。AWS Lambda の新しいデュアルスタックエンドポイントの形式は、lambda.region.api.aws です。例えば、米国東部 (バージニア北部) のデュアルスタックエンドポイントは lambda.us-east-1.api.aws です。デュアルスタック Lambda エンドポイントにリクエストを送信すると、エンドポイントは、ネットワークとクライアントで使用されているプロトコルに応じて、IPv6 または IPv4 アドレスに解決されます。
プログラムで AWS のサービスに接続するために、AWS CLI または AWS SDK でエンドポイントを指定できます。サービスエンドポイントの詳細については、AWS サービスエンドポイントを参照してください。Lambda のサービスエンドポイントの詳細については、AWS ドキュメントの AWS Lambda サービスエンドポイントを参照してください。
AWS Lambda の新しいデュアルスタックエンドポイントを、追加費用なしでインバウンド接続に使用できます。新しいデュアルスタックエンドポイントは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、欧州 (ミラノ)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (香港)、カナダ (中部)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ)、およびアフリカ (ケープタウン) の各リージョンで一般的にご利用いただけます。利用できるリージョンの詳細については、AWS リージョン表を参照してください。