投稿日: Dec 2, 2021
本日、マイクロコントローラーのためのリアルタイムオペレーティングシステムである FreeRTOS の拡張メンテナンスプランを発表します。FreeRTOS 拡張メンテンナンス (EMP) を使用すると、組み込みデベロッパーは、選択した FreeRTOS 長期サポート (LTS) バージョンの重大なバグ修正とセキュリティパッチを、最初の LTS 期間の満了後最大 10 年間受け取ることができます。FreeRTOS EMP は、お客様がマイクロコントローラーベースのデバイスを何年にもわたって保護し、オペレーティングシステムのアップグレードコストを節約し、デバイスへのパッチ適用に関連するリスクを軽減するのに役立ちます。FreeRTOS EMP は、FreeRTOS LTS の対象となるライブラリに適用されるため、デベロッパーは、コストのかかるバージョンアップグレードを計画することなく、機能の安定性、セキュリティパッチ、および重大なバグ修正を提供するバージョンを引き続き使用できます。
FreeRTOS EMP には、柔軟な年間サブスクリプションプランがあります。デベロッパーは、デバイスのライフサイクルまたはアプリケーションの要件に合わせて、サブスクリプションを毎年(最大 10 年間) 更新し続けることができます。サブスクリプション期間中、デベロッパーは FreeRTOS ライブラリの今後のパッチの通知をタイムリーに受け取るため、IoT デバイスへのセキュリティパッチのデプロイを計画できます。現在の FreeRTOS LTS 期間が終了する前に、デベロッパーは AWS アカウントを使用して FreeRTOS EMP をサブスクライブし、製品ライフサイクルをカバーするため、または新しい FreeRTOS リリースに移行する準備ができるまでサブスクリプションを毎年更新できます。
FreeRTOS EMP の詳細については、FreeRTOS の主な機能のウェブページとよくある質問をご参照ください。FreeRTOS EMP をいつ、どのようにサブスクライブできるかについて定期的に情報を受取るには、サインアップしてください。