投稿日: Jan 19, 2022
本日、Amazon Location Service にマトリックスルーティングが追加されました。これにより、顧客が複数の出発地から目的地までの運転時間と運転距離をすばやく簡単に計算できるようになります。マトリックスルーティングを使用すると、デベロッパーは 1 回の API リクエストで複数のルート計算におけるレイテンシを低減し、コードを簡素化し、顧客のエクスペリエンスを向上させることができます。例えば、配達ルートの計画を立てるアプリケーションでは、Amazon Location のマトリックスルーティング機能を使用して、所定時間のすべての配達の運転時間と距離をリクエストできるようになります。最大 350 箇所の配送元と 350 箇所の目的地の対の合計 122,500 の運転時間と距離を、単一のリクエストで取得できます。これにより、リクエストの回数とレイテンシーを減らすことができます。
Amazon Location Service は、デベロッパーがマップ、POI (points of interest)、ジオコーディング、ルーティング、トラッキング、ジオフェンシングなどを、データ品質、ユーザーのプライバシー、コストを犠牲にすることなくアプリケーションに簡単に追加できるフルマネージドサービスです。Amazon Location Service を使用すると、位置情報データの制御を保持し、プライバシーを保護し、エンタープライズのセキュリティリスクを軽減できます。Amazon Location Service は、高品質のロケーションベースのサービスデータプロバイダ (Esri および HERE) 全体で一貫した API を提供し、すべて 1 つの AWS コンソールで管理されます。
Amazon Location Service は現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、およびアジアパシフィック (東京) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。
詳しくは、Amazon Location Service のAmazon Location Service デベロッパーガイドをご覧ください。