投稿日: Jan 11, 2022
AWS AppSync はマネージド GraphQL サービスです。このサービスを使用すると、1 つ以上のデータソースからのデータに安全にアクセス、操作、結合するための柔軟な API を作成でき、アプリケーション開発がシンプルになります。本日、AppSync は、AppSync の組み込みサーバー側キャッシュからの特定のエントリの削除をサポートするようになりました。
AppSync のサーバー側キャッシュ機能は、デベロッパーが高速のメモリ内マネージドキャッシュからデータを保存および取得することを可能にすることにより、レイテンシーの影響を受けやすい高スループットのアプリケーションのパフォーマンスを改善するのに役立てることができます。今日まで、お客様は、キャッシュ全体をフラッシュすることでキャッシュエントリを無効にすることはできましたが、特定のエントリを無効にすることはできませんでした。今後、デベロッパーは、特定のエントリを無効にするために使用できる AppSync リゾルバーコードの新しい VTL 拡張機能にアクセスできます。例えば、デベロッパーは GraphQL ミューテーションを介してバックエンドデータを更新し、1 回の AppSync 操作でキャッシュされたクエリを無効にできるようになりました。デベロッパーは、バックエンドプロセスを設定して、NONE リゾルバーを使用してミューテーションをトリガーし、データが帯域外で変更されたときにエントリを削除することもできます。関連するクエリが次に呼び出された際に、バックエンドデータソースから新しいデータが取得され、キャッシュされます。
AppSync が利用可能なすべての AWS リージョンで、この新機能の使用を開始できます。詳細については、ブログ記事と AppSync ドキュメントを参照してください。