投稿日: Jan 20, 2022
AWS Lambda では、デベロッパーがコスト最適化のために Lambda 呼び出しを微調整できる新機能である Max Batching Window のサポートを開始しました。この機能により、Amazon MSK、Apache Kafka、Amazon MQ for Apache Active MQ、RabbitMQ からのデータをイベントソースとして処理する際に、バッチ処理動作の制御ができるようになります。
Lambda では、一定のリズムでイベントソースストリームからレコードを読み取り、レコードのバッチで関数を呼び出します。Max Batching Window を使用すれば、関数を呼び出す前に、バッチの構築のために 300 秒まで待機することができます。現在、次の条件のいずれかが満たされると、関数が呼び出されます。ペイロードサイズが 6 MB に達する、Max Batching Window が最大値に達する、バッチサイズが最大値に達する、のいずれかです。Max Batching Window を使用すると、各呼び出しで関数に渡されるレコードの平均数を増やすことができます。これは、呼び出し回数を減らしてコストを最適化したい場合に役立ちます。
Max Batching Window の使用は、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDK for Lambda からスタートできます。同機能は、AWS Lambda が利用可能なすべてのリージョンで、追加コストなしで使用できます。AWS Lambda を使用できるリージョンの詳細については、AWS リージョン表を参照してください。詳細は以下をご確認ください。
- AWS Lambda デベロッパーガイドの 「Amazon MSK と AWS Lambda を使用する」
- 「Apache Kafka と AWS Lambda を使用する」
- 「Amazon MQ と AWS Lambda を使用する」
- 「RabitMQ と AWS Lambda を使用する」。