投稿日: Mar 31, 2022
本日より、CloudFront ディストリビューションを設定して、CloudFront の動作とパフォーマンスを監視するサーバータイミングヘッダーを含めることができます。サーバータイミングヘッダーは、リクエストの受信時にコンテンツがキャッシュから提供されたかどうか、リクエストが CloudFront エッジロケーションにルーティングされた方法、接続およびレスポンスプロセスの各ステージで経過した時間などの詳細なパフォーマンス情報を提供します。
サーバータイミングヘッダーは、ビューワーのレスポンスに HTTP ヘッダーの形式で追加のメタデータを提供し、クライアント側のアプリケーションコードで検査または使用することができます。サーバータイミングヘッダーを使用して、CloudFront のパフォーマンスをトラブルシューティングする際のより詳細なインサイトを取得し、CloudFront の動作を検査し、キャッシュミス、最初のバイトのレイテンシー、最後のバイトのレイテンシーなど、ユーザーがリクエストしたトランザクション全体のメトリクスを収集および集約することができます。
サーバータイミングヘッダーは、すべての CloudFront エッジロケーションですぐに使用できます。サーバータイミングヘッダーは、CloudFront コンソールまたは AWS SDK を介して有効化できます。サーバータイミングヘッダーを使用するための追加料金はありません。詳細については、CloudFront デベロッパーガイドを参照してください。