投稿日: Mar 9, 2022
Amazon Elastic Container Services (Amazon ECS) は、既存の ECS サービス向けに、Elastic Load Balancers、Service Registries、Tag Propagation、および ECS Managed Tags の更新をサポートするようになりました。さらに柔軟になったことで、お客様はサービスを再作成することなく、Amazon ECS サービスの設定を簡単に更新できるため、運用上のオーバーヘッドとサービスの中断の可能性が軽減されます。
Amazon ECS は、UpdateService API または AWS マネジメントコンソールを介して、プログラムを使用したサービスパラメータ設定の更新をサポートします。これまで、お客様は、サービスの作成時にのみ、loadBalancers、propagateTags、enableECSManagedTags、および serviceRegistries といったパラメータを設定でき、その後に更新することはできませんでした。これらのパラメータを更新するには、お客様は ECS サービスを再作成するか、これらのパラメータを設定して作成された新しいバージョンのサービスに置き換える必要がありました。これにより、新しいサービスを起動して、そのサービスにトラフィックを切り替えるためのサービスの中断と運用上のオーバーヘッドが発生する可能性がありました。本日、Amazon ECS UpdateService API でこれらのパラメータがサポートされることを発表します。これにより、ECS サービスの更新が簡単になります。そのため、お客様は、例えばコストの割り当てやリソース編成の目的で ECS タスクにタグ付けポリシーを適用するなどの機能を既存の ECS サービスの propagateTags パラメータを更新するだけで簡単に実行できます。
Amazon ECS UpdateService API での追加パラメータのサポートは、すべての AWS リージョンで AWS Copilot CLI、AWS CloudFormation、AWS SDK、および AWS CLI を使用する際にご利用いただけるようになりました。詳細については、API リファレンスドキュメントをご覧ください。