投稿日: Mar 16, 2022
本日より、Amazon Route 53 はプライベート DNS 用のジオロケーションおよびレイテンシーベースのルーティングポリシーをサポートします。これにより、お客様はソースクエリの場所に基づいて、または最適な往復時間で最高のレイテンシーを提供するルートに基づいて、プライベートホストゾーンのトラフィックをルーティングできるようになります。
Route 53 プライベート DNS を使用すると、DNS データをパブリックインターネットに公開することなく、Virtual Private Cloud (VPC) 内の内部 AWS リソースのカスタムドメイン名を作成できます。今日まで、お客様はパブリック DNS 用のジオロケーションおよびレイテンシーベースのルーティングポリシーしか設定できませんでした。今回のリリースにより、お客様はプライベート DNS に対してもこのようなルーティングポリシーを作成できるようになりました。ジオロケーションルーティングにより、お客様はユーザーの地理的位置に基づいてトラフィックを提供するリソースを選択できます。お客様は、この機能を利用して、コンテンツをローカライズしたり、コンテンツの配信を配信権限のある場所のみに制限したりできます。レイテンシーベースのルーティングにより、お客様は、レイテンシーが最小の AWS リージョンからのリクエストを処理することで、ユーザーのパフォーマンスを向上させることができます。
詳細については、Route 53 ドキュメントをご覧ください。料金情報については、Route 53 製品ページをご覧ください。