投稿日: Jun 1, 2022
Amazon Pinpoint ジャーニーには、データをカスタムチャネルに渡す機能が含まれるようになりました。また、レスポンスに基づいて yes/no または多変量分割を実行できるようになりました。Amazon Pinpoint のジャーニーは、価値の高いユーザーアクションを促進するターゲットを絞ったコミュニケーションを送信したいお客様向けに設計されました。ジャーニーには、カスタムチャネルアクティビティを含めることができます。これを使用して、Amazon Pinpoint がネイティブにサポートしていないチャネル (WhatsApp や Signal など) を介してメッセージを送信できます。
カスタムチャネルアクティビティは、AWS Lambda 関数を使用して外部 API を呼び出したり、他のオペレーションを実行したりします。お客様は、カスタムチャネルアクティビティにエンドユーザー向けのメッセージや他のデータを渡して、送信をカスタマイズできるようになりました。さらに、ジャーニーの yes/no および多変量分割は、AWS Lambda 関数からのレスポンスをリッスンし、そのレスポンスを使用して、ジャーニーの次のアクションを決定できるようになりました。例えば、WhatsApp を介してメッセージを送信するカスタムチャネルアクティビティを設計することができ、Lambda 関数は、メッセージが正常に配信された場合は [Success] (成功) の値を返し、そうでない場合は [Failure] (失敗) の値を返すことができます。その後、この成功または失敗のレスポンスに基づいてお客様のジャーニーを分割でき、WhatsApp を介してメッセージを受信できなかった受信者は、SMS などの別のチャネルを介して通信を送信できます。
Amazon Pinpoint ジャーニーカスタムチャネル入力およびレスポンスは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、AWS GovCloud (米国西部) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。詳細については、「Amazon Pinpoint ユーザーガイド」の「カスタムメッセージチャンネルアクティビティのセットアップ」を参照してください。