投稿日: Jul 12, 2022
Amazon DevOps Guru の新機能、ログ異常検出と推奨事項の一般提供が開始されました。この機能の一環として DevOps Guru は、アプリケーションを構成している AWS リソースの Amazon CloudWatch Logs を、まず Lambda から、取り込みます。ログは新しいエンリッチメントデータをインサイトに提供します。これにより、アプリケーションの問題の根本原因をより正確に把握することや、より厳密な修正策を施すことが可能になります。
この新機能により、オペレーションのメトリクスに異常が発生したときに、関連する Amazon CloudWatch Logs を DevOps Guru で分析し、ログの異常 (例外的キーワード、数値異常、HTTP ステータスコード、ログフォーマットの異常など) を明らかにできるようになります。この情報があれば、根本原因をより高い精度で特定し、より厳密な修正策を施すことが可能になります。さらに、それぞれの異常のログサンプルと併せて、Amazon CloudWatch へのディープリンクが提供されるため、ユーザーはトラブルシューティングと修正の作業を DevOps Guru コンソール内で効率的に行えます。
ログ異常検出機能と推奨事項機能は、DevOps Guru が提供されているすべてのリージョンで、今すぐ有効化できます。追加料金はかかりません。
Amazon DevOps Guru は、アプリケーションの運用パフォーマンスと可用性の改善を容易にする、機械学習 (ML) を利用したサービスです。DevOps Guru がこれらのメトリクスで異常な動作を検出すると、異常な動作の診断と対処に役立つインサイトを作成します。これには、問題に関連するメトリクスとイベントのリスト、および推奨事項が含まれます。
CloudFormation スタックまたは AWS アカウントからカバレッジを選択することで、Amazon DevOps Guru の使用を開始できます。詳細については、DevOps Guru の製品ページにアクセスするか、Amazon DevOps Guru フォーラムに質問を投稿してください。