投稿日: Jul 27, 2022
AWS AppSync は GraphQL および Pub/Sub API の作成と管理を簡単にするフルマネージドサービスです。これにより、デベロッパーは単一の API エンドポイントを介して 1 つ以上のデータソースからのデータに安全にアクセスしたり、そのようなデータを操作および結合したりすることが可能になります。GraphQL を使って、開発者は Amazon DynamoDB、AWS Lambda、HTTP API などのバックエンドのデータソースからデータを取得するリゾルバーを記述できます。実行時に GraphQL クエリを「リゾルブ」するために AppSync はクエリのコンテキスト情報 (context など) でリゾルバーコードを評価します。AppSync リゾルバーは Velocity Template Language (VTL) で記述されていて、開発者がデータのパース ($util.parseJson など)、変換 ($util.toJson など)、生成 ($util.autoId、$util.autoUlid など)、ログ取得 ($util.log など) を行えるようにする柔軟な統合ユーティリティに対応しています。
本日、AWS AppSync の新しい API である EvaluateMappingTemplate コマンドをリリースしました。開発者はこれを使ってリゾルバーと機能マッピングテンプレートを評価できます。これまでこの機能は AWS AppSync コンソールでのみ利用可能でした。開発者は AWS CLI の最新バージョン、または AWS SDK の最新バージョンを使用して、この機能にリモートからアクセスできるようになりました。開発者は EvaluateMappingTemplate コマンドを活用してユニットテストを記述し、好みのテストフレームワークでリゾルバーの動作を検証できます。