投稿日: Jul 19, 2022
AWS Snowball Edge (SBE) Storage Optimized デバイスが、高性能ネットファイルシステム (NFS) データ転送オペレーションのサポートを AWS GovCloud (米国) リージョンで開始しました。このサポートの開始により、AWS GovCloud (米国) リージョンではファイルやオブジェクトのインターフェイスを通じて、最大 80 TB のデータを Snowball Edge Storage Optimized デバイスに転送できるようになりました。ファイルインターフェイスは AWS Snowball Edge Storage Optimized の各 Amazon S3 バケットのネットファイルシステム (NFS) のマウントポイントを公開します。ファイル共有をマウントした後に、コンピュータから Snowball エッジデバイスの S3 バケットにファイルをドラッグ&ドロップできます。
このサポートを開始する前は、ファイルインターフェイスデータの転送スピードは通常 25 MB/秒と 40 MB/秒でした。より高速のデータ転送や大規模なデータセットの場合、データを転送するのに、250 MB/秒~ 400 MB/秒の転送速度を提供する S3 Adapter を Snow で使用する必要がありました。高性能 NFS データ転送機能により、SBE デバイスのファイルインターフェイスで、S3 Adapter と同様のデータ転送速度を得られます。ただし、実際のパフォーマンスはネットワーク速度、ファイルサイズ、データソースのパフォーマンス、使用するツールなど、複数の要因によって異なります。
この機能を使用するには、データインポートジョブをリクエストし、AWS Snow Family マネジメントコンソールで Snowball Edge Storage Optimized デバイスを選択します。次に、データ転送メカニズムオプションで NFS を選択し、NFS を使用したデータ転送に適切な S3 バケットを選択します。最後に、フィールドで使用できる S3 バケットを選択して、Amazon マシンイメージ (AMI) を SBE デバイスにロードします。
AWS GovCloud (米国) のユーザーは 2022 年 7 月 19 日以降に発注された AWS Snowball Edge Storage Optimized デバイスで NFS データ転送を利用できます。この機能は、AWS Snow ファミリーを使用できるすべての AWS リージョンで追加料金なしでご利用いただけます。使い始めるには、AWS Snow ファミリーコンソールにログインしてください。詳細については、AWS Snow ファミリーのドキュメント、または製品ページをご覧ください。