投稿日: Aug 11, 2022
Amazon AppFlow は AWS のサービスと Software-as-a-Service (SaaS) アプリケーション間でのデータ転送をわずか数クリックで安全に実行するのに役立つフルマネージド型の統合サービスです。この度、Amazon AppFlow では SAP Operational Data Provisioning (ODP) フレームワークを使用して、SAP アプリケーションから AWS サービスへのデータ転送のサポートを開始しました。今回のサポート開始により、AppFlow ユーザーは AppFlow SAP OData コネクタを使用して完全および増分データ転送を行えるようになりました。これには、SAP Operational Delta Queue を使用して SAP ERP/BW アプリケーション (ECC、BW、BW/4HANA、S/4HANA など) から Amazon S3 などの AWS サービスに転送する Change Data Capture が含まれます。
今回のサポート開始で SAP ODP フレームワークのサポートが追加されたことにより AppFlow SAP OData コネクタが強化されました。また、SAP ERP (S/4HANA、ECC) から Amazon S3 のデータレイクへのマスターデータ (材料や工場の情報など) やトランザクションデータ (注文書や委託書など) の初期転送や、ソースの SAP システムで変更があった場合のその後データ転送などのさまざまなユースケースが可能になり、Amazon S3 のデータレイクにあるデータの最新ビューが得られるようになりました。
Amazon AppFlow の詳細については、AppFlow ウェブページとSAP OData ドキュメントをご覧ください。
5,000 以上のアクティブなユーザーが SAP ワークロードで AWS を選ぶ理由については、SAP on AWS ウェブページをご覧ください。