投稿日: Sep 14, 2022
今回は、AWS IoT Device Defender ML Detect に新たに追加された 2 つの拡張機能であるカスタムメトリクスとディメンションのサポートをご紹介します。まず、ML Detect によるカスタムメトリクスのモニタリングが新たにサポートされました。これにより、フリートに固有の運用上の健全性パラメータを評価できるようになりました。Rules Detect を使用して静的アラームを手動で設定するだけでなく、カスタムメトリクスに対して予想されるフリートの動作を機械学習で自動的に学習させることができるようになりました。また、ML Detect ではディメンションフィルターが新たにサポートされ、ML セキュリティプロファイルのメトリクスをより正確に評価するための属性を定義できるようになりました。
このリリースにおいて、ML Detect のカスタムメトリクスは、デバイスの接続信号強度や CPU 使用率などの数値タイプのメトリクスをサポートし、ML Detect のディメンション機能は、4 つのクラウド側メトリクス (受信メッセージ数、メッセージのバイトサイズ、送信メッセージ数、認証失敗回数) に関する MQTT トピックフィルターをサポートします。カスタムメトリクスのモニタリングを開始するには、Python でサンプルエージェントを使用してデバイス側エージェントをセットアップするか、C++ で AWS IoT Device SDK を使用します。カスタムメトリクスとディメンションの機能は、AWS IoT Device Defender ML Detect が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。詳細については、AWS IoT Device Defender のドキュメントを参照してください。