投稿日: Oct 13, 2022
AWS Lambda では、Amazon MSK、セルフマネージド Kafka、Amazon MQ for Apache ActiveMQ、および Amazon MQ for RabbitMQ のコンテンツフィルタリングオプションのサポートが開始されました。イベントパターンのコンテンツフィルタリングを使用すると、複雑な規則を記述して、Lambda 関数の呼び出しにより有意義なイベントのみが処理されるようにできます。これにより、お客様の Lambda 関数へのトラフィックを減らし、コードを簡素化し、全体的なコストを削減することができます。フィルタリングは、SQS、DynamoDB、および Kinesis を Lambda のイベントソースとして既に利用可能でした。
お客様は、フィルタリングをサポートするイベントソースをトリガーとする Lambda 関数のためにイベントソースマッピングを作成または更新する際に、最大 5 つのフィルター条件を指定することができます。フィルターの組み合わせは、デフォルトでは OR 論理で行われます。つまり、定義されたフィルタリング条件のいずれかに合致するイベント/ペイロードは Lambda 関数のトリガーに渡され、フィルタリング条件のどれにも合致しないイベント/ペイロードはドロップされます。この機能により、利用可能なイベントのサブセットのみを使用するマイクロサービスの関数呼び出しを減らし、対象となる Lambda 関数やダウンストリームアプリケーションがフィルタリングを実行する必要がなくなります。
コンテンツフィルタリングは、AWS Lambda が利用できるすべての商用リージョンで利用可能です。この機能を使用するために、AWS Lambda の標準料金以上の追加費用はかかりません。この機能の詳細については、イベントフィルタリングのための AWS Lambda ドキュメントをご覧ください。