投稿日: Nov 8, 2022
Amazon ElastiCache for Redis が Redis 7 をサポートするようになりました。このリリースでは、Amazon ElastiCache for Redis に新しい機能がいくつか追加されています。
- Redis Functions: ElastiCache for Redis 7 で Redis Functions のサポートが追加され、マネージドエクスペリエンスが提供されました。これにより、デベロッパーが、ElastiCache クラスターに保存されたアプリケーションロジックを使用して、LUA スクリプトを実行できるようになりました。接続のたびにクライアントがサーバーにスクリプトを再送信する必要はありません。
- ACL の強化: ElastiCache for Redis 7 で、次のバージョンの Redis アクセスコントロールリスト (ACL) のサポートが追加されました。ElastiCache for Redis 7 により、クライアントが、Redis の特定のキーまたはキースペースで複数のアクセス許可セットを指定できるようになりました。
- シャード Pub/Sub: Amazon ElastiCache for Redis 7 で、クラスターモードを有効 (CME) にして ElastiCache を実行するときに、Redis のPub/Sub 機能をシャーディングして実行できるようになりました。Redis の Pub/Sub 機能により、パブリッシャーが、チャネル上で任意の数のサブスクライバーにメッセージを発信できます。Amazon ElastiCache for Redis 7 では、チャネルがElastiCache クラスターのシャードにバインドされるため、シャード間でチャネル情報を伝播する必要がなくなり、スケーラビリティが向上します。
Amazon ElastiCache for Redis 7 の詳細については、サポートされている ElastiCache for Redis バージョンを参照してください。クラスターまたはレプリケーショングループのエンジンバージョンを変更し、エンジンバージョンとして 7 を指定することでアップグレードすることができます。アップグレードされたエンジンバージョンの詳細については、バージョン管理を参照してください。
Amazon ElastiCache for Redis 7 は、中国 (北京、Sinnet が運営) と中国 (寧夏、NWCD が運営) 以外のすべての AWS リージョンでご利用いただけます。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールにログオンしてください。