投稿日: Nov 17, 2022
本日より、NAT ゲートウェイでネットワークアドレス変換に使用するプライベート IP アドレスを選択できるようになりました。
NAT ゲートウェイを使用すると、NAT ゲートウェイの IP アドレスを使用して、プライベートサブネット内のインスタンスからサブネット外部のサービスに接続できます。NAT ゲートウェイでは、Transit Gateway または仮想プライベートゲートウェイを経由した他の VPC またはオンプレミス環境とのプライベート通信に使用する場合、そのプライベート IP アドレスを使用してネットワークアドレス変換を実行します。今回のリリースの前は、NAT ゲートウェイでは、作成されたサブネットからプライベート IP アドレスをランダムに選択していました。このため、NAT ゲートウェイを使用してパートナーネットワークにアクセスする場合は、NAT ゲートウェイのサブネット CIDR 全体を許可リストに登録する必要がありました。この機能強化により、サブネットから NAT ゲートウェイ用の特定のプライベート IP アドレスを選択し、パートナーネットワークでその特定の IP アドレスを許可リストに登録できるようになります。
この機能は、AWS のすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで利用できます。VPC NAT ゲートウェイとこの機能の詳細については、AWS のドキュメントを参照してください。