投稿日: Nov 27, 2022
AWS Application Migration Service (AWS MGN) で、アプリケーションとウェーブによる管理、モダナイズのカスタム操作、起動テンプレートの設定など、移行およびモダナイズに関する複数の新機能がサポートされるようになりました。Application Migration Service では、オプションのモダナイズ機能によってソースサーバーを AWS でネイティブに実行できるよう自動で変換するため、時間がかかる手動プロセスを最小限に抑えるのに役立ちます。
Application Migration Service を使用することで、関連するソースサーバーをアプリケーションに、そしてアプリケーションを計画済みの移行ウェーブにそれぞれ分類できるようになりました。これにより、アプリケーションやウェーブ全体の一括操作を実行し、ウェーブレベルやアプリケーションレベルで移行プロジェクトを追跡することができます。また、Application Migration Service では、モダナイズのカスタム操作や事前設定されたアプリケーションのモダナイズ操作の設定もサポートされるようになりました。こうしたモダナイズの操作は、移行済みのアプリケーションを AWS で起動する際に適用されます。
さらに、Application Migration Service がソースサーバーに適用するデフォルトの起動設定を定義するために起動テンプレートも設定できます。これにより、単一のテンプレートを使用して、AWS アカウントでの移行済みインスタンスの起動方法を定義できるため、エラーが発生しやすい手動プロセスを減らすことができます。特定のソースサーバーに関する設定は、必要に応じて引き続き変更できます。
その他の新機能として、Windows と Linux のソースサーバー双方の再スキャンを伴わないリブート機能のサポート、SUSE Linux Enterprise Server 11 OS のサポートが挙げられます。新規ユーザーには、Application Migration Service コンソールで簡略化されたサービスのセットアップと初期化プロセスが提供されます。
本日より、これらの機能は、Application Migration Service がサポートされているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。サービスの利用可否に関する最新情報については、AWS リージョン別のサービス表にアクセスしてください。
Application Migration Service を無料で使い始めるには、AWS マネジメントコンソールからサインインしてください。詳細については、Application Migration Service の製品ページまたはドキュメントを参照してください。