投稿日: Nov 2, 2022
AWS Migration Hub Orchestrator では、Microsoft SQL Server のサポートを追加し、AWS への SQL Server データベースの移行の簡素化と迅速化を支援します。SQL Server 移行ワークフローを簡単に作成し、移行に伴う手動タスクを自動化し、移行の進行状況を同じコンソールで追跡できるようになりました。この機能によって、SQL Server の移行にかかる時間と労力を削減し、スケジュールとコストの超過を回避できます。
AWS Migration Hub Orchestrator はワークフローテンプレートを使用して、アプリケーションの移行を最初から最後まで最適化してスケールするのに役立ちます。今回、Migration Hub Orchestrator では、AWS の事前記述されたワークフローテンプレートによるネイティブバックアップとリストアを使用して、SQL Server を Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) にリホストしたり、SQL Server を Relational Database Service (RDS) にリプラットフォームしたりできるようになりました。ニーズに基づいて SQL Server ワークフローのテンプレートを選択し、移行ワークフローを作成し、オンプレミス SQL Server データベースを Amazon S3 にバックアップし、EC2 または RDS にリストアできます。カットオーバーの追加の承認ステップを挿入するなど、特定のニーズに応じてステップの追加、順序変更、削除を行うことで、移行ワークフローをカスタマイズすることもできます。移行中、Migration Hub Orchestrator はさまざまなツールとスクリプトを使用して手動タスクを自動化し、異なるステップ間n依存関係を管理し、移行ワークフローを 1 か所でオーケストレーションします。
AWS Migration Hub が利用可能なすべての AWS リージョンで新機能を使用できます。追加料金はかかりません。お支払いは移行のためにプロビジョニングした AWS リソースの料金のみです。AWS Migration Hub Orchestrator の詳細については、ユーザーガイドをご覧ください。API の詳細については、API リファレンスをご覧ください。