投稿日: Nov 16, 2022
AWS Proton では、ユーザーがテンプレートからインフラストラクチャをプロビジョニングするために使用するカスタムコマンドを指定できるようになり、AWS Cloud Development Kit (CDK) や Proton を介した他のテンプレートおよびプロビジョニングツールを使用して定義されたテンプレートを管理できるようになりました。プラットフォームエンジニアは Proton を使用して、デベロッパーがセルフサービスインターフェイスを使用してプロビジョニングできるインフラストラクチャを定義し、最新の状態に保ちます。プラットフォームエンジニアは既存の AWS CloudFormation と Terraform に加え、CDK を使用して標準化されたインフラストラクチャを定義できるようになりました。
AWS Proton はプラットフォームエンジニアがセルフサービスデプロイ用のインフラストラクチャテンプレートを定義、販売、維持することでイノベーションのペースを上げるためのマネージドサービスです。Proton を使用すると、ユーザーは一元化されたテンプレートを標準化して、セキュリティ、コスト、コンプライアンスの目標達成に役立てられます。Proton はプラットフォームエンジニアがセルフサービスモデルを使用して影響を拡大するのに役立ちます。これにより、アプリケーションのライフサイクル全体で開発およびデプロイプロセスの速度が向上します。
AWS Proton は CodeBuild プロビジョニングと呼ばれる新機能で CDK をサポートします。ユーザーは CodeBuild プロビジョニングを使用してインフラストラクチャをプロビジョニングするコマンド (CDK を含むがこれに限定されない) を実行できます。CodeBuild プロビジョニングにより、プラットフォームエンジニアは特定のテンプレートでインフラストラクチャをプロビジョンするためのカスタムロジックを定義するコマンドを提供します。これにより、プラットフォームエンジニアは CDK や選択したツールの実行方法を指定できます。例えば、あるチームは CodeBuild プロビジョニングを使用して cdk deploy を実行しているインフラストラクチャをプロビジョニングし、別のチームは cdk synth を使用して CloudFormation テンプレートを合成し、cfn create-stack を使用して CloudFormation でデプロイすることを選択するかもしれません。別のユーザーは Terraform をインストールして terraform apply を実行することで、CodeBuild プロビジョニングを使用して Terraform を実行するかもしれません。CodeBuild プロビジョニングを使用する場合、Proton は AWS CodeBuild を使用して、ユーザーから提供されたコマンドを順番に実行します。