投稿日: Feb 10, 2023
本日、インスタンス更新機能の拡張が発表され、スタンバイ状態のインスタンスやスケールイン保護が有効になっているインスタンスがサポートされるようになりました。スタンバイ状態のインスタンスについては、稼働状態に戻るまで待つという現在の設定に加えて、インスタンスを終了したり、完全に無視したりするオプションを選択できるようになりました。保護対象のインスタンスについては、スケールイン保護を解除するまで待つという現在の設定に加えて、インスタンスを更新したり、完全に無視したりするオプションが選択可能になりました。
以前はインスタンスの更新の際に、スタンバイ状態のインスタンスまたは保護対象のインスタンスを置き換えられずに更新がタイムアウトし、それが更新の原因となっていました。今後、インスタンスの更新を開始するときに、追加された新しい設定を使用すれば、タイムアウトによる更新の失敗を防ぐことができます。
スタンバイ状態および保護対象のインスタンスの更新は、AWS GovCloud (米国) リージョンを含むすべての AWS リージョンでサポートされています。この機能は、AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、AWS コマンドラインインターフェイスでご利用いただけます。CloudFormation のサポートは近日中に提供が開始されます。
詳細については、Amazon EC2 Auto Scaling のスケールイン保護およびスタンバイ状態に関するドキュメントを参照してください。