投稿日: Feb 22, 2023
Amazon Elastic Container Services (Amazon ECS) では、クラスターの Auto Scaling の使用経験をより高速にするため、「クラスターごとのプロビジョニング状態のタスク」サービスクォータを増やしました。Amazon ECS クラスターで多数のタスク (300 件超) を起動する必要があるお客様は、クラスターインフラストラクチャがより高速にスケールするのをご実感いただけます。
Amazon ECS は、フルマネージドコンテナオーケストレーションサービスであり、コンテナ化されたアプリケーションをより簡単にデプロイ、管理、スケールできます。ECS キャパシティプロバイダーは、ユーザーに代わって Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) Auto Scaling グループを自動的にスケーリングすることで、クラスターの自動スケーリングを実行するように設計されたインフラストラクチャ管理機能です。これにより、ユーザーはタスクの実行だけに集中できます。ECS は、追加の EC2 インスタンスを配置する必要があるプロビジョニング中のタスクに対してスケールアウト操作を繰り返し実行します。ECS では、1 回のステップで 500 のプロビジョニングタスクの容量を増やすことができるようになりました。これは、スケーリングの反復回数が減り、クラスターの自動スケーリングのパフォーマンスが向上し、タスク起動が速くなることを意味します。
これで、ECS が利用可能なすべての AWS リージョンで、クォータの増額が自動的に有効になります。お客様側でのご対応は不要です。詳細については、サービスクォータのドキュメント、 Cluster Auto Scaling ユーザーガイド、ECS のパフォーマンスとタスク起動率に関するブログ投稿を参照してください。