投稿日: Feb 9, 2023
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) が、AWS X-Ray アクティブトレースのサポートを開始しました。Amazon SNS は、分散システム、マイクロサービス、イベント駆動型のサーバーレスアプリケーション間で、高スループットのプッシュベースの多対多メッセージングを提供するメッセージングサービスです。このたび、Amazon CloudWatch ServiceLens のアプリケーショントポロジをトラバースするだけでなく、Amazon SNS トピックを経由して Amazon Simple Queue Service、AWS Lambda、Amazon Kinesis Data Firehose などの送信先サービスに流れるトレースを表示できるようになりました。 AWS X-Ray アクティブトレースは、Amazon SNS SetTopicAttributes API、Amazon SNS マネジメントコンソール、AWS CloudFormation を使用して有効にできます。
Amazon SNS で AWS X-Ray アクティブトレースを有効にすると、各サブスクライバーのリソースメタデータ、障害、エラー、メッセージ配信のレイテンシーといった Amazon SNS トピックのセグメント詳細を確認できます。これによってボトルネックの特定や、イベント駆動型アプリケーションのヘルスのモニタリングが可能です。
Amazon SNS での AWS X-Ray アクティブトレースは、AWS GovCloud (米国) リージョンと AWS 中国リージョンを含むすべての AWS リージョンで一般提供されています。Amazon SNS で AWS X-Ray アクティブトレースを有効にする方法の詳細については、Amazon SNS デベロッパーガイドを参照してください。リソースポリシーの詳細および AWS X-Ray で Amazon SNS リクエストを視覚化する方法は、AWS X Ray デベロッパーガイドでご確認いただけます。