投稿日: Mar 2, 2023
Amazon DocumentDB (MongoDB 互換) では、MongoDB との互換性が継続的に向上しています。このたび、Amazon DocumentDB 5.0 が MongoDB 5.0 ドライバーに対応しました。Amazon DocumentDB は、高速でスケーラブル、かつ可用性の高いフルマネージド型のドキュメントデータベースサービスです。MongoDB API ベースのワークロードをサポートしています。Amazon DocumentDB では、JSON データの保存、インデックス作成、クエリを簡単かつ直観的に行えます。
以下は、Amazon DocumentDB 5.0 と Elastic Clusters で導入された主な機能の一部です。
- クライアント側のフィールドレベル暗号化 (FLE、Field Level Encryption) - Amazon DocumentDB 5.0 と Elastic Clusters により、アプリケーション内機密データを暗号化してから、Amazon DocumentDB に送信できます。また、データ規制要件に準拠できるので、機密データや個人を特定できる情報 (PII、Personally Identifiable Information) を扱うアプリケーションを構築可能です。詳細については、DocumentDB でクライアント側の FLE を始めるを参照してください。
- 128 TiB のストレージ制限 - Amazon DocumentDB 5.0 クラスターと Elastic Clusters シャードのストレージボリュームが 2 倍になります。ストレージは追加コストなしで自動的にスケーリングされます。料金は、Amazon DocumentDB クラスターボリュームで使用したストレージの分のみ請求されます。
- 集計演算子 - 日付フィールドを操作するときに、MongoDB API の演算子 $dateAdd と $dateSubstract を使用できるようになりました。詳細については、Supported MongoDB APIs, Operations, and Data Types (サポートされている MongoDB API、オペレーション、データタイプ) を参照してください。
DocumentDB 3.6 と 4.0 のインスタンスベースのクラスターを DocumentDB 5.0 クラスターにアップグレードできます。詳細については、DocumentDB クラスターのアップグレードに関するドキュメントを参照してください。Amazon DocumentDB 5.0 は、DocumentDB を利用可能なすべてのリージョンで、Graviton を使用したインスタンスに利用できます。Amazon DocumentDB の詳細については、製品のドキュメントページを参照してください。