投稿日: Mar 8, 2023
AWS は、Amazon Location Service のオープンデータマップ機能の一般提供を発表しました。Open Data Maps は、グローバルコミュニティがサポートする地理空間データソースである OpenStreetMap (OSM) をベースにしたマップ機能の新しいデータプロバイダーオプションです。開発者は先行投資や地理空間の専門知識がなくても、信頼性が高い最新の OSM データに簡単にアクセスできるようになります。Esri、HERE、GrabMaps が提供する商用データプロバイダーオプションに加え、Open Data Maps で開発者がアプリケーションにマップを統合する選択肢が増えます。開発者は OSM の柔軟なライセンス条件を活用し、データ品質を継続的に向上させることができます。
Open Data Maps を使うと、開発者は OSM ベースのマップタイルを Web アプリケーションやモバイルアプリケーションに簡単に統合し、その上に情報を重ねることができます。ロジスティクス、配送、データ視覚化などのユースケースをサポートするために、プロがデザインした 4 つのマップスタイルを使用できます。開発者は、専用の OSM ツールをセットアップして運用しなくても、Amazon Location Open Data Maps の可用性、低レイテンシー、セキュリティ、信頼性を信頼できます。さらに、Amazon Location は定期的にデータを更新するので、開発者は位置データの最新性を気にする必要がなくなりました。
Open Data Maps は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ムンバイ)、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン)、南米 (サンパウロ) でご利用いただけます。詳細については、Amazon Location Open Data Maps をご覧ください。