投稿日: Mar 9, 2023
Amazon Redshift では、データウェアハウスの基本キャパシティを 8 つの Redshift プロセッシングユニット (RPU) という低い構成で Amazon Redshift Serverless の使用を開始できるようになりました。Amazon Redshift Serverless は RPU でデータウェアハウスの容量を測定します。お支払いいただくのは、実行したワークロードの継続時間 (RPU 時間) に対してのみ、1 秒あたりの料金が発生します。以前は、サーバーレスを実行するために必要な最小基本容量は 32 RPU でした。基本容量が最低 8 RPUに引き下げられたことで、価格性能の要件に応じて、複雑さが小さいものから大きいものまで、さまざまなワークロードをより柔軟にサポートできるようになりました。
Amazon Redshift Serverless では、分析の実行やスケーリングを、データウェアハウスクラスターのプロビジョニングや管理なしに行うことが可能です。Amazon Redshift Serverless により、データアナリスト、デベロッパー、データサイエンティストを含むすべてのユーザーが、Amazon Redshift を使用して、ほんの数秒でデータからインサイトを得られるようになりました。新しい低容量構成では、Amazon Redshift Serverless を本番環境、テスト環境、開発環境に、ワークロードに必要なコンピューティング量が少ない場合に最適な価格帯で使用できます。RPU は 8 RPU 単位でインクリメントまたはデクリメントできます。
Amazon Redshift Serverless では Amazon Redshift コンソール、API、CLI を通じて Amazon Redshift Serverless がサポートされるようになりました。米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド) の AWS リージョンでご利用いただけます。
使用を開始する方法については、Amazon Redshift Serverless の機能紹介のページ、ユーザードキュメント、API リファレンスをご参照ください。