投稿日: Apr 21, 2023
本日、AWS Distro for OpenTelemetry (ADOT) での Apache Kafka レシーバーとエクスポーターが一般利用可能になりました。ADOT は OpenTelemetry プロジェクトのセキュアで本番環境に対応した、AWS サポートのディストリビューションです。今回のリリースでは、ADOT コレクターを使用して Kafka からメトリクスとトレースを収集し、メトリクスとトレースを Kafka に送信できるようになりました。このリリースには、Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (MSK) のサポートが含まれています。
バックプレッシャーを処理するためのバッファとして Kafka 経由で履歴データを Amazon S3 に大規模に取り込み、AWS Glue と AWS Lambda を使用して分析を行うといった新しいユースケースをサポートできるようになりました。さらにユーザーは、セキュリティ情報とイベント管理 (SIEM) モニタリングの ADOT コレクターの Apache Kafka サポートを受けられます。例えば、顧客は侵入検知やコンプライアンス実施などのユースケースに備えて、生のシグナル (メトリクスとトレース) を Kafka にバッファリングできます。
コンテナサービス用の ADOT コレクターの最新バージョンと、AWS CloudFormation テンプレート、AWS Command Line Interface、kubectl コマンド、または ADOT EKS アドオンを使用することにより Amazon EC2 を設定してデプロイできます。
ADOT の詳細と最新リリースのダウンロードについては、開発者ポータルにアクセスしてください。