投稿日: Apr 10, 2023
AWS Glue Studio は Amazon Redshift の新しいネイティブコネクタ機能をサポートしました。Glue Studio で Amazon Redshift テーブルを直接閲覧したり、ネイティブ Redshift SQL を追加したり、また、Amazon Redshift への書き込み中にドロップ、切り捨て、アップサート、作成、マージなどの一般的な操作を実行したりできます。AWS Glue Studio は、抽出、変換、ロード (ETL) を行うためのビジュアルインターフェイスです。ETL 開発者が AWS Glue ETL ジョブをすばやく作成、実行、モニタリングするのに役立ちます。この新機能により、ETL デベロッパーは AWS Glue を使用して Amazon Redshift へのデータの読み取りと書き込みをより効果的に行うことができます。
ビジュアル ETL を作成する場合、ユーザーは Redshift テーブルを直接閲覧し、ETL ジョブに適したデータをすばやく見つけることができます。または、Amazon Redshift から直接 AWS Glue にクエリを貼り付け、ネイティブ Redshift SQL を使用してデータを選択します。Amazon Redshift にデータを書き込む際には、6 つの新しいオプションがあります。作成では、ETL ジョブのスキーマを使用して新規テーブルを作成します。追加では、既存テーブルにデータを加えます。切り捨てでは、既存データを削除しますが、これはルックアップデータの置き換えに便利です。ドロップでは、スキーマを変更してテーブルを再作成します。そして、マージでは、データが特定の条件に一致したときに更新、削除、挿入のいずれかを行います。これらの機能により、ETL デベロッパーは単一のインターフェイス内で、さまざまなデータ状況にわたって Amazon Redshift と AWS Glue を使用できます。
この機能を試すには、ビジュアル ETL ジョブを作成し、Redshift のソースまたはターゲットをジョブに追加します。この機能は、AWS Glue を提供している AWS リージョンで利用できます。
詳細については、AWS Glue のドキュメントをご覧ください。