投稿日: Apr 24, 2023
AWS IoT TwinMaker Scene Composer に、データオーバーレイとテキスト注釈を追加できるようになりました。データオーバーレイとテキスト注釈を使用すると、シーンにコンテクストを追加して、主要なパフォーマンスメトリクスやセンサーデータにアクセスできるようになります。これにより、AWS IoT TwinMaker を使用したツインの操作や施設のモニタリングを容易に行えます。
データオーバーレイを使用すると、シーン内の既存のタグに、データオーバーレイのパネルを追加できます。データオーバーレイのパネルでは、機器の説明テキスト、センサーのメトリクス、仕様書へのハイパーリンクといった、マークダウン形式のデータを表示できます。データオーバーレイでは、ダッシュボードにあるさまざまなデータパネルの情報が統合されます。タグをクリックすれば、AWS IoT TwinMaker Scene Viewer で主要なパフォーマンスメトリクスを確認できます。また、複数のデータオーバーレイパネルを開いて、異なるオブジェクトを同時にモニタリングすることもできます。このように、データオーバーレイを使用すれば、運用中の施設をより効率的にモニタリングできます。
テキスト注釈を使用すると、シーンにテキストラベルを配置して、ラベル、説明、指示などを通じてコンテクストを提供できます。例えば、デバイスの名前をその 3D モデル上に表示したり、製品の名前をその製造ラインにラベル付けしたり、検査チェックリストの内容を説明したりできます。テキスト注釈を使用すれば、複雑なシーンでも簡単に操作し、理解し、調査することができます。
データオーバーレイとテキスト注釈を利用できる AWS リージョンは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、AWS GovCloud (米国西部) です。
詳細については、AWS IoT TwinMaker の製品ページと AWS ユーザーガイドを参照してください。