投稿日: Apr 7, 2023
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) Custom for SQL Server で、可用性と耐久性が強化されたマルチ AZ 配置モデルがサポートされるようになりました。Amazon RDS Custom は、基盤となるオペレーティングシステムとデータベース環境のカスタマイズを必要とするアプリケーション向けマネージドデータベースサービスです。RDS Custom を使用すると、レガシー、カスタム、パッケージアプリケーションのデータベース管理作業を自動化できるため、より戦略的でビジネスに影響するアクティビティに集中できます。
Amazon RDS Custom for SQL Server のマルチ AZ 配置モデルでは、2 つの AWS アベイラビリティーゾーン間でデータベースを同期させ、プライマリインスタンスが使用できなくなった場合にセカンダリインスタンスに自動的にフェイルオーバーします。アベイラビリティーゾーンは独立したインフラストラクチャを持つ物理的に分離された場所で、他のアベイラビリティーゾーンで発生する障害の影響を受けないようになっています。マルチ AZ は、高い可用性を必要とする本番環境のデータベースワークロードに最適です。
マルチ AZ 配置を使用した RDS Custom for SQL Server の使用を開始するには、AWS のドキュメントのセットアップガイドを読み、AWS CLI または AWS マネジメントコンソールを使用してデプロイします。Amazon RDS Custom for SQL Server のマルチ AZ インスタンスは、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ストックホルム)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ) の各リージョンで利用可能です。