投稿日: Apr 3, 2023
本日、Amazon EC2 コンピューティングに最適化された C6a および汎用 M6a インスタンスタイプで Amazon Elastic Block Store (EBS) のパフォーマンスが向上したことをお知らせします。今後数週間で R6a でも同様の改善が行われる予定です。
EC2 C6a および M6a インスタンスは、第 3 世代 AMD EPYC プロセッサを搭載し、専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーを組み合わせた AWS Nitro System 上に構築されています。Nitro システムの最新の機能強化により、C6a および M6a インスタンスタイプの最大 EBS 最適化 IOPS が 32xlarge インスタンスサイズで 60%、その他すべてのインスタンスサイズで 50% 増加しました。48XLarge とメタルの最大サイズは、以前の 160,000 から増加し、最大 IOPS が 240,000 になりました。さらに、最大 32xlarge のインスタンスサイズで、EBS 最適化帯域幅の最大値を 50% 増やしました。これらの改善により、ラージから 4xlarge のインスタンスサイズにおいて、10 Gbps と 40,000 IOPS のバーストパフォーマンスを実現できるようになりました。
このパフォーマンスの向上により、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えることなく、ワークフローの各セクションを高速化し、EBS 最適化インスタンスの需要が予期せず急増しても対処できます。ストレージ集中型のワークロードでは、比較的小さいインスタンスサイズを使用してもパフォーマンス要件を満たせるため、費用の節約につながります。
本日より開始されるすべての新しい C6a および M6a インスタンスでは、このパフォーマンスの向上を追加費用なしで利用でき、今後数週間で R6a もサポートされる予定です。既存のインスタンスの場合は、インスタンスを停止して起動するだけで、パフォーマンスを向上させることができます。この変更は、C6a と M6a が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。パフォーマンスの向上について詳しくは、EBS 最適化インスタンスのページをご覧ください。