投稿日: May 15, 2023
Amazon QuickSight は、SPICE データセットのクエリ生成を向上させるため、パフォーマンス最適化の取り組みの一環として共通部分式削除 (CSE) をリリースしました。CSE は、複雑な式を繰り返し使用する際に、中間テーブルにプッシュダウンすることで、QuickSight のユーザーエクスペリエンスを向上させます。これにより、合計/小計、上下フィルター、条件付き書式、グラフの「その他」バケットなどの複雑なクエリが簡単に実行できます。CSE クエリを最適化することで、特に複雑なダッシュボードや時間のかかる操作の場合に、ダッシュボードの読み取りが速くなることを実感していただけるはずです。現在、CSE は SPICE データセットにのみ対応しています。ユーザー側での設定は不要です。バックエンドの変更は QuickSight の使用にシームレスに適用されます。
新しい SPICE CSE 最適化は、QuickSight が提供されているすべてのリージョン (米国東部 (バージニア北部およびオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、カナダ、サンパウロ、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、AWS GovCloud (米国西部)) において、Amazon QuickSight の Standard Edition と Enterprise Edition の両方でご利用いただけます。ユーザー側での変更作業は不要です。変更はすべての QuickSight ユーザーにシームレスに適用されます。