投稿日: May 23, 2023
Amazon Redshift のストアドプロシージャ内で高度なトランザクション制御のサポートを開始することを発表いたします。これにより、プロシージャ内でステートメントを自動的にコミットできるようになります。この新しい NONATOMIC モードは、ストアドプロシージャ内の例外をよりスムーズに処理する必要があるアプリケーションに使用できます。また、NONATOMIC モードにより、ストアドプロシージャ内のエラーによるアプリケーションの中断を防げるようになりました。
Amazon Redshift のお客様は、ストアドプロシージャを使用して、データ変換のロジック、データ検証のロジック、ビジネス固有のロジックをカプセル化します。これらのストアドプロシージャは多くの場合、明示的にコミットされない限り、一連のステートメントが1 つのトランザクションで実行されます。今回、ストアドプロシージャ内のステートメントが自動的にコミットされる NONATOMIC モードを使用できるようになりました。また、新しい PL/pgSQL ステートメントの RAISE を使用して、必要に応じてプログラムによって例外を発生させることで、アプリケーションフローの中断を防ぐこともできます。
ストアドプロシージャ内の高度なトランザクション制御は、Amazon Redshift を提供しているすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。詳細については、Amazon Redshift のデータベースデベロッパーガイドをご覧ください。